小さな会社に、続いていく力を。
企業にとって「成果を出すこと」は重要です。
けれど私は、20年以上にわたって中小企業や地域組織と向き合う中で、成果は“一時的に作るもの”ではなく、“続いていく力の結果”であると確信するようになりました。
私は、競争戦略・イノベーション・組織開発を専門とするコンサルタントとして独立して20年を迎えました。会社員時代、個人としては一定の成果を上げながらも、組織との関係性に違和感を覚え、「人と組織の力は、なぜ噛み合わなくなるのか」という問いを抱えてきました。退職後、メーカー系コンサルティング会社での修行を経て独立し、企業のパフォーマンス向上、中小企業支援、共創型の学びの場づくりなどに取り組んできました。
私の関心は一貫して、戦略と人、数字と関係性、論理と物語のあいだをどうつなぐか、という点にあります。戦略論や組織論は、理論としては正しくても、現場で使われなければ意味がありません。
一方で、想いや関係性だけでは、組織は継続的な成果を生み出せないのも事実です。
そこで私が大切にしているのが、「見える価値(数字・仕組み・戦略)」と「見えない価値(文化・関係性・物語)」を同時に扱うことです。
組織能力(Organizational Capability)、戦略の一貫性、学習の設計、そして人と人のあいだにある暗黙の期待や信頼。それらを切り離さず、因果の流れとして捉え、行動に落とし込んでいきます。
特に小規模企業や地域組織では、「何をやるか」以上に「どうあり続けるか」が競争力になります。規模では勝てないからこそ、独自の強みを物語として編み、人が育ち、関係が続き、結果として数字が積み上がっていく――
私はその“続いていく構造”をつくる支援を行っています。
コンサルタントである前に、私は一人の学び手であり、伴走者です。
問いを立て、構造を描き、現場で試し、また問い直す。
その往復運動を通じて、組織が自ら考え、動き、語れるようになること。
それが、私の仕事のゴールです。
小さな会社の、大きな物語を。
その物語が、今日だけでなく、明日も、5年後も続いていくために。
